問題の所在を特定する→具体策を決める→やり切る

 下記に戸建・性能向上リノベーション事業の業績向上の前提となる考え方を記載します。まずは、例え話として、「問題解決」という名著から引用します。

「体調が悪い、どうしよう」という人に対して、

①「気の毒に」「大変ね」=問題解決しようとしていない

②「病院に行けば」「ぐっすり寝れば」=対策の話をしている

③「飲み過ぎでは?」「寝不足では?」=単に原因の話をしている

④「お腹が痛いの?」「頭が痛いの?」=原因(所在)を探ろうとしている

 問題解決において、何番が一番大切か。正解は4番目が一番重要で、問題を絞るには、分解した数字が必要だと述べています。①は論外として、ビジネスにおいあらゆる場面で②に陥りがちです。

 過去振り返りますと「どこに問題があるのか把握しているが具体策がわからない」という会社は少なく、「自社が今どこに問題があるのかがわからない」といった現状把握ができていないケースが案外多いです。世の中にクスリが数え切れないほど存在するように具体策は豊富にあります。

 戸建リノベーション事業なら、案件数(単なる案件でなく、1500万円級の案件)が足りないのか、次アポ数が足りないのか、成約率が足りないのか、平均単価が足りないのか、粗利率が足りないのか、どこがどの程度足りないのか、問題を特定し、根本原因を把握する。そこで初めてベストな具体策は何か絞り込み、トライする。逆に言えば、根本原因を絞り込まずに、対策を先行していては、改善可能性は低いと言えます。

 下記は一例です。

<工事単価1500万円以上案件数が足りない>

・販促費予算の中でリノベ-ションに最適な販促企画を即効性、遅効性含め再考する

・リノベサイト、店舗、紙媒体の全体設計という視点で質を強化(訴求ポイントを見直す、媒体を見直す、デザインを見直す)

・WEBを徹底的にやり切る(デザインの最適化、自社の提供価値に基づいたページコンテンツの充実、ブログ、事例の強化など)

<次アポ獲得率が足りない>

・次アポの見直し、統一を徹底する(誘導ツールを強化、刷新)

・ロープレで初回面談から誘導トークまでを強化

<成約率が足りない>

・営業フローの見直し、強化

・概算見積り~スケジュール営業を強化

・ロープレでクロージング(設計契約)を強化

・相見積り対策トーク(特定の競合の存在も意識)

 以上、感覚ではなく、分解した数字で課題を絞り、良いところは伸ばし、足りないところは適切な具体策を打つ、このような理屈に従い、やるべきことを根気よく継続できれば、必ず改善につながると考えています。インサイト情報も同様に、データを見て即実行できる会社はやはり強いとつくづく感じています。

この記事を書いた人

コダリノ