マーケティング・オートメーション浸透の背景と目的

40年ほど前、訪問販売からショールーム型に移行した自動車業界、その後、モデルハウス型が一般化した新築業界、そして2002年に来店型が浸透したリフォーム・リノベーション業界。

そして、自動車業界ではかつて7-8回だったショールーム来店回数が激減、以前は5.6回だった新築も同様で、その流れはリフォーム・リノベーションも例外ではありません。

業界毎のライフサイクルとデジタル環境の変化により、訪問販売→来店型→スマホを活用した新たな選び方、という大きな潮流になっていることは衆知の通りです。

購買行動においては「発見→関係構築→確認→来店予約→体験・共有」という流れにおいて、97%の匿名ユーザーに向けて、アウトプットの最適化、巧みな見え方のコントロールなど発信力で明暗が分かれると言えます。

コロナ禍で加速したこのような購買行動の変化において、自動車業界ではいち早く浸透し、2016年頃から新築業界で普及したマーケティングオートメーションが、5年ほど遅れて、リフォーム・リノベーション業界にも広がりつつあります。

まだ導入期であることもあり、一律にメルマガを送る、非接触型等々、手段レベルに終始しているケースが多いようです。「最適なタイミングで最適なコンテンツを最適なコミュニケーション」という基本に立ち返りながら、引き続き、取り組んでいきます。

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コダリノ